2016年12月3日土曜日

キソアコースティック HB-G1をさらっと聴く ※動画あります



10月某日F社へすこしばかり寄り道。
キソアコの新作HB-G1が展示してあったので聴いてきた。




タンノイのウェストミンスターの前ですくっと立っている細身のスピーカー
外見はスピーカースタンドに乗っかったHB-1であるが
それはスタンドでは無くウーハーだ。

スピーカースタンドの空きをそのままスピーカーにしてしまったようなそんなスピーカーであるが
横にある黒い箱はネットワークである。
トールボーイになったことによりネットワークはスピーカーの筐体とは別にもう一つの箱が作られている。
拳で叩いてやるとそんなにがっしりとはしていないもののそこそこの重さのありそうな箱だ、

このHB-G1というスピーカーに少し興味を持った理由であるが
しばらく前から理系+美音系スピーカーの2ペア運用がアニソンオーディオに置いて最強ではないかと提唱しているのだが

どうやらこのキソアコは、その理系+美音系のスピーカーを一個体で達成しているようなのである。

HB1というアコースティックギターの箱をエンクロージャに利用したスピーカーと
フランコセルブリンのアッコルドというスピーカーは

いくつか共通の思想設計を持っていると感じている。

一つが2wayの小型ブックシェルフでその箱なりを十分に活用した設計であるし
もう一つがネットワークを筐体の外へ追いやっていることである。
さらには両者ともスピーカーを楽器として見立てて設計を行っている。
キソアコは筐体が完全に楽器であるしフランコのスピーカーは弦楽器のイメージそのものだ。

そんなキソアコなのであるが、今回のG1はそこに余計な響きを極力抑えたウーハーユニットが付いている。
これはもはや、美音系の2wayスピーカーに強力なサブウーハーをつけたスピーカーでは無いだろうか?

G3giyaを聴いていると常々思うのだが、
フルレンジユニットに強力なサブウーハーを2基搭載したらGIYAに限りなく近いスピーカーが完成するのではないだろうか?
しかもそのフルレンジユニットは音を消すのでは無く響かせるようなチューニングであったら良いのではなかろうか?

そんな夢を現実のものとしたスピーカーこそがこのHBG1であると思う。
キソアコというメーカーは元々オーディオマニアがONKYOのTK10にインスピレーションを得て
一つ一つのパーツや設計を見直し、費用や予算と言った壁を取り払ったマニアックなメーカーなのだ。
であるからマニアの夢を叶えているというのは大げさな話ではない。





HB1とHBG1を見ると外見にも似ているようで少しずつ違うチューニングがされているのが分かる。
インシュレーターはG1専用に作られているようだし
ツイーターのデフューザーも新たに加わっている。

前置きが長くなってしまったが、早速音を聴くとしよう。

今回もまたキソアコ特有のアレ、アンプやプレイヤーがやけに盛られているが
ウーハーをつけたことによって価格は400万円を超えているのでまあ
トータルバランスで価格だけ見たらそんなに違和感は無い。
ただ見た目のスマートさからはもっとシンプルで小さいシステムを組んでみたいところだ。







試聴曲
岡崎律子 life is lovely から春の歓び
life is lovely

中島愛 神様のいたずらから神様のいたずら、夏鳥 うたとぴあの
神様のいたずら

 TARITARIから 心の旋律

TVアニメ TARI TARI ミュージックアルバム~歌ったり、奏でたり~

今回、1.5GB対応のテストもかねてニコニコ動画に試聴の様子を動画にした。

【ニコニコ動画】【アニソン】オーディオショップで高級オーディオを試聴してみよう

予想ではかなり線にいくと思ったのだけど
これだけのシステムでうちのアッコルドと比べてもうーんというような結果になった。

確かにステージ感は広大に出ているようだし
何よりあのスリムなボディでかなり低域は出ている。

ただ、美音系スピーカー特有のボーカルの甘さやピアノの艶やかさ
そしてそれに追随する優しく包み込むような低域。

春の歓びを聴いたとき、低域がやけにもたついているのが気になったし
夏鳥では思っている以上にボーカルが引っ込んでいた。

みかさ「このスピーカーも碁盤必要じゃ無い?」
Iさん「ツイーターの高さ見てくださいよ後ろのタンノイと同じくらいでしょ?」
みかさ「いやタンノイは箱全体が響いてますし…」

今回、他にも数曲、試聴曲はかなりキソアコに沿った選曲をしてきたつもりではあるけれどいまいちぐっとくる演奏は聴けなかった。
 オーディオの試聴でよく見る、寿司職人にカレーを作らせていまいち!三流!などという言い方をしたくはないので
試聴会でも試聴でも、せめて一曲はそのシステムに合わせた一枚をかけるようにしている。
持参したCDにマッチしないのなら公式試聴やオススメ音源をまずはかけて貰う。
そういった気遣い、オーディオに対する礼儀的ななにかが
オーディオマニアに足りていないような気がしている。

 そんなので今回一曲は店側の推薦曲を一曲聴いておくべきだったのだろうか。

オーディオの試聴って難しい。

おわり

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