2015年9月27日日曜日

趣味に無駄遣い散財しない中古待ちの倹約オーディオとは?



 スーパーで買い物をするならば特売商品を買い集めるよりも
あらかじめ作りたい料理を決めてからそれに沿って最低限の食材を買い集めるのが料理においての倹約的です。
 スーパーの特売チラシを見ながら特売品を買っていくとどうしても必要の無いものまで買ってしまいがちで安く買ったつもりが無駄ができていまいます。


 同じ事がオーディオにも言える気がします。
料理と同じくスピーカー、アンプ、プレイヤー、アクセサリーを上手く買いそろえて、組み合わせなければ狙った音は出せません。

上記での倹約のセオリーに沿ってオーディオシステムを組むのであれば
まずは自分の理想とするシステムを1から10までキッチリ決めておくことが必要になります。

ただこれはいきなり新品をバシッと買いそろえられる余裕のある人にとってはどうでもよい話となりますが、ゼネラルオーディオならともかく、ハイエンドオーディオの場合同じ予算で中古や展示処分を使って組むことができたなら同じコストで1ランク2ランク上のシステムが組めるのは明白です。

ですから、理想のオーディオは定価ベースで年収の1~3倍程度を狙います。
オーディオは突き詰めていくとどんどんと要求する価格が上がっていきます。慣れです。
最も大事で買い換えがしづらいスピーカーは躊躇せずに本当の理想を選びましょう。
逆を言えば店やオーディオショウなどでこれだと思った製品を見つけるところからがスタートかも知れません。


2015年9月6日日曜日

オーディオショップの怖い話



 あまりに暑すぎる8月が終わり気温が落ち着いてきた今日
ようやくオーディオの季節がまたやってきたなと思う。
8月は生きるのに必死でオーディオどころでは無かった。

 6月に売ってしまったB&W802SDであるが
3ヶ月も経たないうちにオンラインショップを見るとSoldoutになっていた。

もしかしたらまだ店頭にあるかも知れない。そう思いメールするも
写真に写っているLuxmanの900コンビすら一昨日金曜日には入金が済んでしまっていた。

何をしようとしていたのかと言えば、エソテリックとLuxmanと802SDで
試聴室の音が聴けたらなとそんなこと考えていた。

ダメもとで今日の午後Formusicを訪れると900コンビはみっちりと箱詰めされていて
802SDの姿は無かった。


802Diamondが店頭に無かったので仕方なしに
最近入荷されたCH PrecisionのL1とM1stereoを聴くも
どうにも何かの違和感があるのだ。Grandiosoのフルセットで聴いたときの安定感が無い。
それでもCHのL1の機能は凄まじいらしくワディアやマークレビンソンなどの古いCDプレイヤーでもキッチリと自動で合わせてくれるらしい。
そんなのでハイエンド専門のSISではあほみたいに売れてるかと薦めてるとか。


CHC1D1どうですか売り出してますよと薦められるもいやいや買えません…
最近まで商談中だったCHのD1とC1であるが東京の人だったらしい。今週また商談中が取れた。
1週間だけ確保しますとかしないのかと聴くと
こっちからオススメしただけにそこまでプレッシャーはかけられなかったと言う。
2週間経っても返事が無いから社長がもう商談中とっていいでしょうということらしい。



 それにしてもこんな時期に800Seriesなんて誰が買ったんだ?凄い人がいたもんだそう言うと
I氏は言う、「ああ、あれは上海行きました。」
驚きのあまり言葉に詰まった。と同時に試聴室の端には800Diamondも置いてある
なぜ800が売れず802が”持って行かれた”のかと軽く説明された
簡単な話元箱がキッチリすべて揃っていた802だけが売れ
本体だけの800は上海のブローカーには要らないときっぱり断られたそうだ。

しかしローズナットの800Diamondを見ると初めてF社を訪れ試聴した事を思い出す。
あのときは爆音にひたすらビビっていた記憶しか無い。
それでもその1年後には802Diamondを買ったのだが。……


このF社ロシアと上海のブローカーに常にチェックされているらしく
 中国人の方はどうやら大学生らしくカタコトの日本語でちょくちょく電話が来るらしい。
今中古として売られているアキュフェーズのプリアンプも持って行かれるところだったらしい。
C-3800だが現在120万円で売りに出されている。
その中国人結構無理なことを言うらしくこのアキュのC-3800はもう10%引いてくれと
I氏「10%も引いたら地元のお客さんが買ってくれるよ、いやそっちの方がこっちとしても…」

ついでに800SDを売った人はVIVIDAUDIOのG1GIYAを買われたらしい。
GIYAと言えばあの凄まじい見た目で皆受け付けないようであるが、
プロのオーディオマンでさえもG1が出た当初ステラから試聴機が試聴室へ持ち込まれた際も
あんなのでかすぎるしダメだよと一蹴りしたそうだ。
それがG2 Giyaが出たとたんに手のひらくるっくると返したのは言うまでも無い。

しばらく前に上海へ行ってしまったザソナスファベールであるが、あれの納品時には
現行ソナスのパオロ氏が訪問したらしい。
あのレベルの製品を買うと責任者が海外からわざわざ来てくれるらしい。
ただ、ザを購入された方は相当な神経質らしいのだがイタリア人のパオロはユーザー宅へ訪問した際、
玄関で靴を脱がずに土足で一歩踏み入れてしまい、同行した社長、I氏ノアの人共々顔が凍り付いた
さすがの異変を察したパオロはそっと一歩引いたそうだ。
その瞬間はザの購入者にもばっちりとみられてしまっていたとか。I氏の心臓が止まらなくて良かった。

私「ソナスといえばchameleonシリーズが出ますね」
I氏「あんなんダメだよ本当にダメ、オリンピカの時でさえ文句たらたらだったのにソナスはいい加減社名買えて欲しい、折角のフランコの作品群の跡形無い。」




 ついでだからエソテリックの電源ケーブルでも借りて帰ろうかと思い現物あるかと尋ねると
I氏「それならそこのエソに使って、……あっこれ7300だ。」
私「7100は?」
10分程度店の倉庫を探し回ったあげく
I氏「おそらくどこかで売れてみたいですね…エソテリックに展示品として売れるケーブルないか聴いてみます。」
エソテリックに電話をかけ始めたI氏
I氏「電源ケーブルの在庫無い。あっさり無いって反された」

がっくし…そういえば以前9300が2本オンラインショップに出て瞬殺された。
あれは結局4本、6本?あったらしくいまはマークレビンソンに刺さってるとか


現在電源ケーブルはノードストのヘイムダルを主軸に使っているが
どうにも以前借りた5500の方が調子が良いようなのだ。
良く聴く話ではあるが、電源ケーブルに関しては海外製が合わない気がする。
ただ、Luxmanとノードストの相性はきわめて良いようである。

私「Formusicのオンラインショップって結構いろいろ使いにくかったりしますよね」
I氏「あれはわざと。」
無言メールを送ってくる人が多数いたり
県外からの面倒くさい客がただ相談しにメール送ってきたり
変な人が多いからメールフォームを簡単に送れなく無くしているそうだ。

F社の中古は結構安くしている。そのためか県外からの一度きりのお客さんが多く
そのほとんどが取引後ぷっつりと音沙汰無いのだが、トラブルもそれなりあるのだという。
いまでも揉めているあまりに面倒なモンスターカスタマーが裁判云々言ってくる。
もちろんF社にも一切不備は無い。
あるとき店先に怪しい車が止まっていてあれは完全に駐車違反だよねなんて言っていたら刑事さんだったなんてこともあって…
F社から購入した製品で何らかの詐欺が行われたらしく販売履歴をさっと渡したそうだ。



 それにしても来週NEW800Seriesの情報が解禁されるらしい今の時期に802SDを買ってしまう中国人は恐ろしい。
勝手な予想ではこの802は来年の冬以降も売れ残っていると思っていた。
何にしても新しいモデルが展示室に来るまで売れ残るものだと。
そうして新シリーズと比較試聴なんてできたら嬉しいななんて考えていた。
それでも800Diamondのほうはもうずっとこの試聴室にいそうだ。


聞き慣れ過ぎた802でお店の試聴室が試せなかったのは今後も後悔していきそうだ。
7月8月と時間はたくさんあったのがあまりにも悔やまれる。

ほんとうにさようなら802Diamond。

おわり


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スピーカーの背を高くする。特殊オーディオボードの特注製作


 オーディオボードの重要性はすこし前から十分に認知するようになりました。

トールボーイや割と小柄なフロワスタンディングでは高さが足り無いときは
オーディオボードやインシュレーターなどでかさ上げすることがしばしばあります。
ただ積み重ねてしまうとそれぞれの音が乗ってしまうのと地震にとても弱くなります。
なにより見た目があまりよろしくありません。

感覚としてはツイーターが耳より少し高くなるくらいがちょうど良いかなと思います。
スピーカースタンドではどうにもならないトールボーイなどのスピーカーをかさ上げするもっとも賢い方法としてはやはり
ウッドブロックが最適かと思われます。
オーディオショウを見るとエソテリックブースでは毎回タンノイの下にウッドブロックがしかれています。

ではウッドブロックを敷こうと思ったのですが、これがまた良い素材が見当たらないのです。
オーディオ専用に売られているウッドブロックがありますが中型スピーカーの下に敷くには少し小さいです。
2枚や4枚組み合わせればどんなスピーカーでも乗りそうではありますが、
理想は一枚板です。

天板が40cm四方で厚みが10cm以上となると使える素材が限られてきます。
オーディオショップやオーディオボードを作っているメーカーに特注するとまた
ただの板に凄まじい見積もりが返ってきます。仕上げや性能はお墨付きですが…

 あるとき冗談半分でLUXMANのパワーアンプを碁盤の上に載せました。
するとどうでしょう。サイズ感があまりにぴったりなのです。
LUXMANは日本のメーカーですので1寸1尺といった和の単位で作っているのかと思うほどぴったりとサイズがあいました。

 そのしばらく後、碁盤を一から作っている職人さんを探して検索し
「マス目なし 足穴なし 蝋加工なし サイズ460*420*150mm」で作ってくれとメールを送ってみました。
 ややぎこちない文章で返信が来ました。おそらく50代60代の職人さんが直に対応してくださったのでしょう。


納期本桂1ヶ月
本榧・銀杏2か月位
価格 新かや40000円
本桂 60000円
本榧 150000円
銀杏100000円位(各1面)

ここで困りました。オーディオボードに適した材木はなんなのか?
比重や堅さや特徴を調べ、結局一番安い新かやを選びました。
新かやというのはスプルースのことです。
固いには固い木材であるものの比重は軽めで
一般的には安い木材としられています。外壁などに使うとあっという間に朽ちるとか。。
それでもこのスプルースはピアノやバイオリンの響板として使われているらしく悪くは無いなと。

また通常の碁盤は456*425*高さの大きさですが
わずかに大きく細身に作って貰いました。
厚さは碁盤で言うところの60号150mmです。

また碁盤には板目と桝目がありますが巨木で安価なスプルースはすべて桝目とのこと。

7月9日にメールを出して8月8日に確認用の画像が送られてきて
OKを出すとサイズ調整と塗装が行われお盆が終わった
8月19日にやたらとでかい段ボールが二つ到着しました。

長編を460mmに指定したところが、通常の碁盤サイズの456mmにうっかり切ってしまったとの連絡が入りどうしようかと悩んだ末にスピーカーの下に敷くだけなら4mmは問題ないとしてOKだしました。
なによりここまでおかしな注文をあまりに入れすぎたためにここで作り直せとは到底言えなかったのです。

この特注碁盤制作ではひたすら、左右の状態をできるだけ合わせるようにとお願いします。